私がお勤めしている会社では毎月Lanch Time時間を使って
社会貢献チームという部が数多くの社内ボランティアプログラムを企画しています。
東北の震災復興は勿論、国内外と広く支援を行っています。
その中で、私が参加した「アジアの子供のための絵本製作」についてお話しましょう。
内戦が続いたカンボジア・ラオスなどは、子ども達に満足な教育環境が与えられて
いない状態は、皆様もご存知の事と思います。大人の方針で戦争が始まり未来ある
子どもたちの教育環境が尽く壊されて、なお復旧がされていません。
全国民の識字率も50%を満たない状況です。そこで、社団法人シャンティ国際
ボランティア会(SVA)と協働して、絵本をアジアの子どもたちへ届け、多くの
子どもたちに教育の機会を与える支援をするプログラムです。
日本の子どもたちはご両親や、教育機関等で沢山の絵本を読み聞かせてもらい
そこから想像力、言葉、感性を培ってますよね。「もっと読んでよ~。次は?」
と私も姪や甥からせがまれたものです。
私も「等しく子どもたちに絵本を読ませてあげたい.....」そんな気持ちで参加しました。
日本で出版されている絵本に、翻訳文を印刷したシールを貼り付けます。
今回はクメール語の絵本つくり。
絵本は「ぞうくんのさんぽ」 作 なかのひろたか
用意されたシールをはさみで切って日本語の上に貼っていきます。
1人で1冊の絵本を完成させるのでやりがいもありますし。
何より楽しかった!作った本を読んでアジアの子ども達が喜んでくれる。
小さな事ですが多くの人が参加する事できっと想像できないくらい、
大きな支えとなるんだろうなって思いました。
クメール語の見本を見ながら最後のページに名前をいれます。
暗号みたい。
私が作った「ぞうさんのおさんぽ」どの子が読んでくれるのかな?
心がほっこりするそんなひと時でした。