そして、この災害でご家族ご友人を亡くされた方に心よりお悔やみ申し上げます。
当時私は港区にある職場で仕事をしていました。数日前より地震があった事もあり、「直ぐにおさまるだろう。」と思っていました。
でも揺れは止まず、大きなビル自体がぎしぎしと立てる音を聞いた時、「いつかわきっと.....」と恐れていた地震なのかも知れないと。「死」というなんとも言い表せない恐怖を感じ、ただひたすらに祈るしかない自分。いったいどうなっているのだろうか?東京直下の大地震なのか?家族は?友人は?
私も自力で帰宅し、TVを見た時、とても理解のできない映像を見て心震えました。
幸い私は大きな被害に遭わず、協力という口実に従って淡々と日々を過ごしてまいりました。
あまりのショックにしばらく立ち直れないひ弱な自分としっかり向き合い。
ようやく今の自分がすべき事が何かにたどり着きました。
『通常に戻る』とてもシンプルな事です。
それが、とても困難な方々も多いでしょう、こんなコメントは不適切なのかもしれません。
ただ、お一人お一人が一日も早く普通の日々に戻っていくことが復興につながるのではないでしょか?
そう思えてなりません。
「心を込めて作品を作りましょう。」
そんな言葉でしばらくお休みをしていたお教室を始めたいと思います。