慶應義塾普通部「労作展」に行ってきました。
昭和2年から続く普通部伝統的行事なんです。
展示された作品は、生徒さん自らテーマを決め夏休みを中心に作品を作ります。
結果は勿論ですが、「作品が完成するまでの間に考え、悩み、感る。そのプロセスの中に貴重な学習がる」という考え方。私も2年間生徒さんに作品指導をしましたが全くその通りだと思いました。
全校生徒の学習の結果が展示されています。
作品は、絵画、工芸、書、翻訳、作曲、科学、論文etc..
.ひと夏、頑張った成果のおひろめです。
今年は小田先生の生徒さん3年生がシャドーボックスを制作しました。
すっきりとした白の額におさまった作品が教室内に爽やかさを
感じさせて、引き込まれるように沢山の方が見ていました。
厚みのある額もきちんと壁に掛けられていて、(良かった~って思うの)
2年前、私の生徒さんがシャドーボックスを作り。いざ、展示となった時、厚みのある作品が初めてだったようで、先生方がご苦労なさって取り付けてくださった事を
生徒さんから聞いてましたので、毎年心配してしまって。
素敵に仕上がってますね。奥行き5cmの中で海があり家並み、そして橋と
きちんと立体的に表現できてました。(玄人が見るポイント)
流石、小田先生のご指導は完璧ですね。
私も2年間生徒さんのご指導をしましたが、時間のない中よく頑張ったなと
思わず拍手してしまいました。
数年経って作品を見た時しみじみと懐かしんでくれる事でしょう!
制作日誌は労作展ではかなり重要なチェック項目なのだそうです。
きちんとレポートされていました。
その他の作品を小田先生と見て回りましたが、本当にいろんな作品があって
シャドーボックスに使えそう,,,,,,。なんてネタも頂いてきちゃいました。
とにかく、下絵、(設計)からおこして作品を作っているものが多く見られました。
切り絵の作品 |
気になった作品です。
「隅田川の花火大会」という切り絵の作品。
制作過程をレポートから見ましたが、
色紙のグラデーションはきちんと設計図をつくりその型に合わせてカットして、作られているんですよ。
凄いでしょう。
思わず写真撮ってきてしまいました。
皆さん思い出深い3年間を作品をみて回想なさる
のでしょうね。
制作日誌より |
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