昨日は東京も冷たい雨が降り一気に12月上旬の寒さに。
しかし今日は一転して穏やかな秋晴れの一日となりました。
芸術の秋。
上野の東京都美術館へ沼田匡代先生が出展している作品を見に行ってきました。
先生が所属している日本手芸指導協会が主催する公募展です。
お隣ではモネ展が開催中。
手工芸展は公募棟2階第3展示室
展示室に入ってすぐ色鮮やかな作品が目に飛び込んできました。
沼田先生の作品
『不思議の国のアリス』
原画:トム・マッセ
近寄っとみるとその細かさに圧倒されます。
猫の毛を一本一本重ねる事により、動物の毛なみを表現しています。
そういえば2年前、Chiekoの教室作品展へいらしてくださった時
沼田先生が、今手がけてる作品が細かいパーツをカットしてるとおっしゃっていました!
この猫でしたか。
猫の手、足先の表現が苦労したと。
という事は2年かかった大作です!
先生のご説明によると、絵のモチーフを立体として表現をどうしたら
リアルに近い表現になるか悩み作られたとの事です。
まさに沼田ワールドですね。
うさぎも同じ技法で紙を細かく小分けにして積み重ねています。
うさぎがリアル!でもすんなり目に入ってきます。
絵を忠実に構築しているからでしょうか?
アリスが小さい身体となっている場面の絵なのでしょうか。
鬱蒼とした森を何層も葉を重ね 花、キノコなどデコレーションも種類を
作り工夫がされていました。
会場では写真の撮影は禁止だったので、
先生にお願いして作品のお写真をいただきブログに書かせていただきました。
額装も絵に負けないようカラフルなマット使いで
アリスワンダーランドが完成されていました。
是非みてください。
手工芸作品展
10/31(土)-11/6(金) 9:30〜17:30
東京都美術館
沼田先生お忙しい中、お時間いだだきましてありがとうございました。
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